2014.08.23 民間伝承 スープ,ラーメン,主婦,函館,北海道,十分,味噌,塩,大事,天金,完全,弾力,旦那,旨味,旭川,本場,本質,札幌,東北,格別,正油,胃袋,言葉,選択,食感,麺
今日は北海道ラーメンの話である。旭川は『らーめんや天金』まで足を運び、本場の食を確かめるときである。とはいっても『旭川といえば正油』ということを分からず、私は味噌を注文したわけである。後から北海道のラーメン事情を説明されれば、札幌が味噌、旭川は正油、函館は塩という美味しさの原則のようなものがあったようである。しかしながら、東北で育った私にとっては、旭川の味噌であっても格別においしい。何がおいしいかというと、麺なのである。
確かにスープによって麺の旨味は大きく変わる。しかしながら、本質的な部分である麺の食感であったり、スープとの絡み方が北海道の麺は格別に違うのである。取り急ぎ、北海道の麺はとにかくおいしい。麺の弾力とスープへの絡みが明らかに今まで食べてきたラーメンとは異なる。
『いい主婦は旦那の胃袋をつかめば逃げない』という言葉を大事な人に教えてもらったが、そのような意味では北海道のラーメンは私の胃袋を完全にキャッチしている。何も分からずに函館で正油、旭川で味噌を選択してしまっていた私だが、それでも麺の甘さは十分に感じることができた。私はラーメンのためならすぐにでも北海道に行けるタイプであろう。
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