2017.10.17   民間伝承

もりのかぜらぼって?郡山で園芸ガーデニングが楽しめる森の風らぼ。

もりのかぜらぼを知っているだろうか。名称『ガーデンデザイン森の風』は郡山市富久山町にある園芸ガーデニングを楽しめるスポットである。郡山市で園芸や花を買おうとすると各ホームセンターを除いてはだいたいスポットが限られてくる。三春ハーブ花ガーデンに郡山園芸センター…んーあとはどこだろう?といった具合である。もりのかぜらぼを知るまでは三春ハーブ花ガーデンをイチオシとして週1回くらい足を運んでいたが、もりのかぜらぼを知ってからというもの、暇さえあればもりのかぜらぼへ足を運ぶようになっていたくらいである。

もりのかぜらぼは風の通り道である。


ちょうど郡山で園芸やガーデニングを楽しめるスポットを探していたときにみつけたのが『もりのかぜらぼ』だったわけであるが、私はもりのかぜらぼにどハマりしている。その理由のひとつに、もりのかぜらぼには、普段なかなか感じとることができない『風』が吹いているからである。いわゆる『風の通り道』がここにはある。奥に潜むように佇むもりのかぜらぼは築60年からなる古民家の建物が風の通り道を見事なまでに演出しているわけである。

ガーデニングが自然体で心地よい。


趣のある古民家の建物を広々と取り囲むように広がるガーデニングは、無理に繕った雰囲気ではなくあくまで自然体で植物たちの自然体な表情が心地よい。たった数十の距離しかないのに、その少しの距離を歩くだけで風や植物の美しさを素直に楽しめる空間がもりのかぜらぼにはある。


うん、なかなかのアーチである。かぜらぼをみていて思ったことは、どれもアンティークなものが多く、新しくない感じがすべて自然と植物と調和しているのである。調和というのが森のかぜらぼを象徴としてはふさわしいのかもしれない。

撮影したのは6月下旬〜7月上旬頃。春のシーズンの終盤ではあったものの、終盤とは感じさせない色彩豊かな花々が心地よい。季節の花と春から夏にかけてのそよ風、呼吸を整えてくることでそっときこえてくる風が、視覚的に表現されている植物たち以上に魅力を引き立たせる。

寄せ植えもひとつひとつが美しい。


写真は多肉植物やその他で寄せ植えられた作品。個人的に昨シーズンはサギナ(アイリッシュモス)を仕入れていたものの、どのように育てていくかがわからなかったのでとても参考になる。そうかサギナも単独で育てないで寄せ植えしてあげると持ち味を発揮していくのかと納得する。


小人がいそうなオブジェがかわいらしいが、もりのかぜらぼに吹き込む静かな風を感じていると、もしかしたらほんとうに小人や妖精もいるのではないかと思わせるほど。不思議な心地よさのある空間、それがもりのかぜらぼである。もしかしたらクーナもいるかもしれない。


槍の間合いもまだまだだな。