2020.02.26   民間伝承

移動手段が車の人間、久しぶりに電車に乗ったときの違和感について。

朝起きると、今日は珍しく雪が降ったようだ。庭の垣根から車まで、薄く真っ白に雪が広がっている。今日は大安ではないが、まるで大安でワクワクするような気分である。

2月下旬。今ならまだダウンを着込むのがちょうどよいくらいだが、地方から新幹線で約2時間もかけて東京へ行くともなると、あちらの天気もよくわからないのでダウンひとつがお荷物の命どりになるかもわからない。

自家用車であれば、目的地の天候がまったく違かろうと車内に衣服を置いて置けば何も問題がない。しかしながら、移動手段が電車やバスメインである以上、どんな荷物も自身で持ち運びをしなければならない。これは普段、自家用車の人間にとっては最も悩ましいことかもしれない。

コンビニの缶コーヒーが冷めている。

東京駅を降りて、駅中にあるコンビニのホットの缶コーヒーをとったら、全然ホットじゃなかった。たまたまかと思ってその隣のコーヒーを選んだら、それも冷たくて、最終手段で後ろのものをとったらそれも冷たかったので、それで決めてあげることにした。駅を降りてすぐのコンビニは入れ替わりが早いからだろうか。缶コーヒーも温まる前に補充され、買われてしまったのだろう。

女性専用車って男の人も乗っていいの?

これは今回はじめて気になったことであるが、新幹線を降りて電車に乗り換えるとき『女性専用車』たるものがあった。ニュースではみたこともあったが、実際に立ち会うのは初めてである。『女性専用車』といういくらいだから、私は思わずその車両を避けることにした。…が、車両内をよくみると、男性が一人、いや二人…いや、普通に乗っているではなかろうか。
『女性専用車』と表示されながら、実際には男性の姿もチラチラと見受けられるのである。初見の私からすれば理解しづらい部分ではあるが、調べてみるとどうも『女性専用車』というのは、JRが任意でお願いをしているレベルであることがわかった。そうなると必ずしも男性が乗ってはいけないということではないので、結果としては数人の男性がいても問題はないのである。

ただ、そのような情報を知らずにみた場合、『女性専用車』なのに男性が乗っているのは違和感がある。もう少し違和感をなくすのであれば『女性優先車』のほうがしっくりくるのではなかろうか。いずれにしても自家用車には女性専用車というものはないので、男女迷わず乗車できるのはやはりよい。

乗車券と特急券がある。

そして今だに…というか、年に数回しか新幹線に乗らないので自身が覚えようとしないことが問題であるが、新幹線の乗車券があれば、新幹線の下車後に電車にも乗ることができる仕組みが今だに理解できていない。

これも調べてみるとすぐにわかるが、新幹線に乗車するには乗車券と特急券があることに関係しているようだ。乗車券が電車に乗る際に必ず必要となる券、そして特急券が新幹線に乗車する際にプラスで必要な券ということである。つまり、新幹線を下車した後に電車で目的地付近にまで移動ができるのは、この乗車券があるからだということがわかる。

普段から新幹線を利用していれば当たり前のことなのかもしれないが、ほとんど新幹線や電車に乗らない人間にとっては乗車券と特急券が身近なものでない。今回は普段、自家用車ばかり乗っている人間が久しぶりに電車に乗ったときに感じる違和感について述べてみた。


槍の間合いもまだまだだな。