2018.01.10   民間伝承

リクシルのプレアスかアメージュZAあたりで迷ったときの決め手は?

『あれ、トイレから水漏れがしているぞ?』ある日、自宅の1Fに設置してあるトイレから水漏れしていることに気づく。トイレはTOTOの一体型ウォシュレットタイプ。導入からすでに15年以上が経過しており、それまでトイレの入れ替えやリフォームは1度もしたことがなかった。

よくよく調べてみると、トイレの寿命は10年~15年くらいだとされているようで、そろそろ替え時だということは予想もできていた。しかしながら、いざトイレが水漏れや故障となると、まず何をしたらよいのかよくわからないものである。

まずはネットで調べてみた。

トイレが水漏れしたときにまずやってみるのは、自分で直してみようとする気持ちだ。症状などをキーワード検索してみると、意外と同じ症状の人がいるものである。うちの場合、どうやら水抜栓からの水漏れであった。さっそく『トイレの型番+水抜栓』で検索してみる…が、どうやら10年以上も前の型番ということもあり、まったく同じ症状をみつけることができなかった。ただ、自分で見た感じだとどうも水抜栓まわりのパッキンが切れているのがわかる。これはパッキンを取り替えればなんとかなるかとも思ったが…どうもその水抜栓が古いタイプなのか、外れない。

自分では直せないのでトイレ修理業者に依頼した。

1時間ほど調べてみたがうまく当てはならなかったので、マグネットでよくある緊急のトイレ修理業者に連絡をしてみることにした。これが驚くほど早い。最短で30分とは記入されていたが、実際のところも1時間程度で到着した。さっそく水漏れの原因を調べてみたのだが、やはり原因は水抜栓であった。ただ、どうやら型番が古いのかトイレ自体が交換時期なのかはよくわからなかったが、業者いわくトイレそのものが寿命だとのことです。

その場で在庫も持ってきているので、取り替えることもできるよといわれた。緊急であればともかく、十何万とするトイレをたった数秒で『はい』ともいえず、せっかくだからトイレのことをもっとしっかり学んでから設置することをその場で決意し、緊急の修理をお断りすることにした。ちなみにトイレの修理業者にトイレの状況をみてもらうだけでは料金は発生していいない。

TOTOとLIXILはどっちがいい?

新しいトイレを設置しようと思い立ったとき、一番最初にぶち当たる壁が『TOTOとLIXILはどっちがいいんだ?』ということである。ここでPanasonicという選択肢もあるが、トイレに関してはTOTOとLIXILのどちらかの選択でよい。Panasonicにはテレビや洗濯機など、トイレや台所まわり意外のあらゆる生活家電でがんばっていただきたいというのが本音だ。
というわけでTOTOとLIXILをどのように選ぶかであるが、正直なところどちらでもよい。トイレのデザインでもロゴでもなんでもいいから、見た目とその直感で決めてもらった方がよいだろう。ということで、うちはTOTOにやや堅実なイメージがあったため、柔軟なLIXILにすることにした。とても曖昧な選択であるが、ここでどちらかに絞ってしまえばだいぶラクになる。

一体型か、組み合わせ型か。

メーカーの選択の他に、一体型か組み合わせ型かを決めておくとよい。そもそも自分は一体型も組み合わせ型も今回のトイレ入れ替えに伴い、初めて覚えたものであるが。どういうことかというと、トイレというのは一般的に『便器・便座・タンク』の3種類から構成されているようである。このうち、一体型というのはこのすべてが一緒になっているもので、組み合わせ型というのはこれらがすべて別々になっているものである。
一体型のメリットはすべてのデザインを統一されているのでつなぎ目や見た目も含めてすっきりとさせたり、掃除がしやすいなどのメリットがある。一体型のデメリットは料金がやや高いことだろうか。
組み合わせ型のメリットはなんといっても価格を抑えられることと、万が一どこかが故障してもその部分だけを取り替えれば使用可能なことである。デメリットというデメリットは特にないが、ちょっと今どきのおしゃれなトイレを目指している人にとってはあまりいい商品がないことだろうか。いずれにしても、ある程度の機能をつけたしていくと価格もあまり変わらないものである。長い目でみればこれも好みの問題にすぎない。

その他、トイレに求めるものを決める。

トイレに求めるものを決めておくとよい。見た目をすっきりさせたいならタンクレスのものや一体型ですっきりさせたものもよかろう。ただし、タンクレスはやや流すときの水圧が弱いため、今回は却下である。
自分がトイレに求めたものは、まずは手洗付で見た目がすっきりしていること。あとはシャワートイレ(ウォシュレット)のリモコンが便座ではなく遠隔であること。あとは便座がリフトアップすることである。リフトアップはリクシルのCMなどでもおなじみ、お掃除の際に便座が便器からそのまま上にあがるタイプのものである。すると、リクシルから選べるのはプレアスかアメージュに絞られる。

プレアスかアメージュだな。

タンクレスじゃないものでリフトアップができるものに商品を絞ると、リクシルの場合はプレアス(4グレード)か、限りなくプレアスに似せているアメージュZA、もしくは組み合わせ型のアメージュZ+New PASSO(EA22グレード*量販店の場合はCW-RW20GHなど)あたりが妥当かという結論になる。どれも1~2万円の差額になるが、ここで価格を気にするとなかなか決められなくなる。
トイレも長く使うことや支払いを分割などにすれば、差額についてはさほど気にならないものである。そうなるとプレアスとアメージュZAの違いが何かが気になってくるが、ずばりプレアスは手洗いがシャワータイプになっていることである。はっきりいって違いはこのくらいであるが、この違いを実感するために私はプレアスでいくことにした。


槍の間合いもまだまだだな。