2014.05.09 民間伝承 コト,モノ,存在,定義,心地よい,理屈,生活,田舎,直感,美しい,視覚
田舎で生活をすることが心地よいと思い、その根源的な理屈を浅く探ることにした。住まいとなる内側が広く開放的であること。住まいとなる外側が広く開放的であるということ。食する場所が普段よりも開放的であり、一歩外界に出れば、見渡す限り山、山。視覚的に『田舎』という空間は演出されているのだ。
しかしながら身の回りにある、物理的・空間的なモノやコトというのは、すべて誰かが定義した存在なのであり、そのすべてはやはり無に等しいのである。田舎を美しいと、田舎が開放的だと捉えているのはこれもまた自身の偏見なのである。直感としてそのような美しさを感じることはおもしろみもあり、有意義なことであるが。窮屈だと感じる場所から開放感を得る方が難しく、それこそが開放的で美しいのであるね。
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