2014.09.07 民間伝承 ブヨ,モノゴト,夏季,少々,意外,感覚,理解,自覚,蚊,言葉,違い
何かふたつの似たような物事が生じたときに、その『○○と××の違いとは何か』と問いつめると、意外と言葉にして述べることが難しい場合がある。そして、それを言葉として説明できるときほど、その物事をちゃんと理解しているのだと自覚しているのだなと思う長月の夜である。
コーヒーとエスプレッソの違いや日本酒と焼酎の違い、バーボンとスコッチの違いなど、見た目や感覚でわかっていてもいざ言葉で説明しようとすると、そのひと時を戸惑い、会話なんかでトピックにしてみると意外と盛り上がるものである。『違いの分かる男』なんていう少々クサい言葉もあるが、おそらくこの鍛錬を繰り返していたらそのクサい肩書きがついてしまうのも時間の問題ではなかろうか。
こんな話題を持ち上げてしまったので、ひとつだけお題を取りあげる所存である。最近何かと蚊が話題であるので、ひとつ目は『蚊』、もうひとつの比較対象は虫さされでも特にめんどうな『ブヨ』と比較した違いについて簡単に述べておきたい。
あくまで自分の経験だけで話しておきたいが、蚊は刺された食後に第一波のかゆみがやってくる。直径1㎝程度の白い膨らみができ、その周辺は囲むように赤い。その翌日から2日後にかけて赤みになり、かゆみが第二波、三波とやってくる。3日後には赤みが小さくなり、4,5日後にはかゆみもおさまる。一方のブヨは、ずばり『最低』だ。違いはこんな感じである。
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