2014.08.03 民間伝承 一定,前後,商業,国道,変化,寂しさ,山々,市道,帰省,店舗,影響,心地よい,感覚,時折,時速,流通,看板,県道,積乱雲,自動車,観光,風景,高速道路
国道4号線のような大きく長く、どこまでも続く道のりがある。帰省や観光などでよく利用することもあるのだが、国道というのは流通や商業のための道だと思っていないと、時折その道のりが寂しさを思わせるのである。ある一定の感覚で見えてくる店舗の看板、道路だけで固め尽くされた道、何台にも連なる大型トラック。これらは流通や商業のための道であると予め自覚しておかなければ、寸前に体験した壮大な山々や緑、広々とした青い空やグングンと伸びる夏の積乱雲の壮大さを簡単に排除してしまうほどのものである。
流通や商業としての道のりと考えると、高速道路は国道よりもふさわしいかもしれない。しかしながら、高速道路には『高速』という利点がある。つまり、流通のための道路であっても、その道のつくりやまわりの自動車などゆっくりと目にすることもできないほど、時速はでているのである。よって遠くの風景だけはゆっくりとみえてくるので、街並の変化や風景の変化を心地よいリズムで体感できるという利点を高速道路は兼ね備えているのである。
もちろん今回は国道の一部を指して論じたわけで、もっと多くの道路を挙げれば県道に市道に、おもしろい道路は多く存在しているのも確かである。国道は様々な移動手段として使用することはあるが、それらが与える前後の観光や遊びに大きく影響させることを認めざるえないのは確かである。
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