2014.07.18   民間伝承 ,,,,,,,,,

青信号で前習え、横断旗もほど遠い少子高齢な通学路。

今朝の通勤はどこかいつもと違っていて、数十分の間に4,5人の老婆とすれ違うことであった。この街にもこんなにおばあちゃんがいたのかと、日本は高齢化社会なのだということを少しばかり意識した。

通勤の時間帯の問題もあるが、比較的交通量の多いその道では歩道も多いのである。田舎とはいえど交通網であり、車文化が栄えている以上、老婆にとっては決して落ち着いて住めるところではない。数日前からかかとを傷めて歩きづらくなった私は、青信号の間に歩道を渡りきる厳しさを少しばかり痛感する。

そして、歳をとれば身体中どこかしら痛みがあり、きっとそのときも青信号に苦労するのではないかと、ちょっとした老後を渋々と考えるのである、朝方と横断旗。


槍の間合いもまだまだだな。