2014.07.15 民間伝承 ものづくり,ウニ,テレビ,ラジオ,受動的,媒体,日常生活,映像,本,無論,自発的,若布
テレビや映画、その他映像関連及びラジオや音楽というのは自らが自然体でいる限りは受動的な感覚に堕ちていく一面である。一方ウェブや本、ものづくりやその他日常生活のほとんどは自発的なおこないがあってはじめて突き刺さっていくものである。こちらに刺がなければ刺さらないような媒体でなのである。日常生活というくくりもここでは後方にまわしているもので、無論、何かに突き刺さるのは難しい一面を持っている。
ウニでもあればそこをくるくると転げおちていくのだろうが、海面の岩や若布のような海底側からすれば、そんなウニたちは心地よく住ませるための手段に過ぎない。若布はテレビやラジオをみることはないが、それは生まれもってみたことがないのであるから当たり前である。それが日常なのであるから問題はない。ウニや若布に音楽を聞かせなければならなくなれば、それはまた苦痛で窮屈で仕方のない毎日なのであろう。
THE END OF ASIAを聴きながらそんなことを思う。
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