2017.08.27   民間伝承

断捨離のコツと方法は?実践して整理整頓をしてみた効果まとめ。

断捨離…なんとロマンのある言葉で、かつ清々しい気持ちにしてくれる言葉であろうか。さらに断捨離という言葉は、自分自身の心まで動かしてくれる言葉とでも言えばよいのだろうか。ともかく断捨離という言葉ひとつをふと思い出せるか思い出せないかで、そのときその状況を大きく変化させることができるほどの強い力を持っている言葉なのである。断捨離…私が実践してみて変化のあった断捨離のコツと方法、そして実践してみての効果をひしひしと述べていきたい。

まずは『断捨離』という言葉を再確認して理解する。

そうそう、まずは断捨離という言葉を今一度再確認して自分自身で理解する必要があるだろう。私の場合、断捨離というのは『自身が持っている感情や所有物の中で本当に必要なもの意外のものをすべて断り、捨て、離す』みたいなことだと勝手に思っていた。確認のため、ウィキペディアでもサクッと調べておいたので冒頭の部分だけ下記にも述べておく。

断捨離(だんしゃり)とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、やましたひでこ(山下英子)の著書において発表された。

文書の後半はせておき、この情報からすると断捨離とは『不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想』ということが重要である。では、実際に断捨離というのはどのような場面でつかわれるのかを考えて調べてみるのだが、まあだいたいは精神面・物理的な2局面が主な用途となることは把握がつくだろう。

精神面であれば、人間関係や自分の考え方、物理的なものであれば掃除の部分で考え方をうまく取り入れることが断捨離の取り入れどきである。ここでは私は精神的な断捨離はさておき、掃除の部分、いわゆる物理的な場面での断捨離を実際に試みてみることにする。

断捨離の考え方を実践して掃除をしてみる。

今回私が断捨離の考え方を実践してみるにあたり、試してみたのが掃除の場面である。掃除とはいっても部屋の塵やホコリを吹き払うような作業ではなく、過去の積み重なった小道具たちを捨てる・捨てないという判断をするというものである。幼稚園のときに描いた絵画・小学校のときのランドセルやノート・中学校の部活動で愛用していたジャージやグッズなど…いざ大掃除をしようとすると、そのときそのときの局面で、当時捨てられずに思い出と残してきた愛用品などが次々と部屋や物置からでてくるわけである。そして、掃除をしようとするたび何も物が減っていない、むしろ増え続けているということに気づくのは早い人でも20代後半、遅い人だと人生の終わり間近まで気づかないものである。

整理整頓がうまくいかない理由は?

ここでいったん今回のテーマに戻ると、いかに掃除という局面で断捨離を実践できるかである。大概、部屋や物置のあるものの捨てる・捨てないという判断は気分である。捨てたかったら捨てるし、捨てたくなかったら捨てない。たったそれだけのことである。
しかしながら、その気分だけで掃除をしようとすると、本当に整理が上手な人や収納する部屋自体が大きい場合は気にならないかもしれないが、そもそも整理整頓があまり得意じゃなかったり、収納する場所が少ないなどの何かしらの環境の理由があると、どうしても自分の思い通りに部屋に空間を生み出すことができないのである。

そこで初めて、断捨離という言葉が登場する。一見、断捨離をうまくやるコツや方法など一切みつからないが、そんなことはない。実際に断捨離という言葉を再確認した上で掃除をしてみると、思っていた以上に断捨離という言葉は強く、行動に影響を与える効果があるのではないかということがわかってくる。

断捨離を誰よりも上手にするコツと方法。

ここで、私が断捨離という考え方を使って身の回りの整理整頓をうまく進めたコツと方法を述べておきたい。断捨離のコツは意外と簡単なものである。

まずはものの『捨てる・捨てない』の判断をするときの考えたであるが、その局面にあるときに迷わず『断捨離』という言葉を思い出し、自分に言い聞かせることである。単純なことではあるが、このような自分自身への『断捨離』という言葉の言い聞かせが思っている以上に効果的なのである。

そして、断捨離という言葉を自分に言い聞かせた上で重要なことは、それまで『捨てられない・もったいない』という前提にある概念をすべて振り払うことである。とはいっても、過去の思い出をそう簡単に振り払うことはできないだろう。そこで断捨離を上手にするポイントとなるのが収納範囲を極限まで減らすことである。

断捨離のコツと方法:収納範囲を極限に減らす。

そう、これは私が実践してみた結論であるが、断捨離というのは結局のところ自分自身の環境と考え方が大きく左右されてしまうのである。つまり、どんなに自分で『捨てる・捨てない』の判断がしっかりできたとしても、収納範囲が大きければその大きさに合わせて無意識に調整して『捨てる・捨てない』の判断をしているのである。大きな器にはたくさんの水を入れてしまうわけで、小さな器には少しの水しか入れない。それだけのことである。

断捨離をすることで部屋や物置のものを減らしたいのであれば、その部屋や物置における収納していい収納部分を、今ある範囲からさらに小さくしてみるとよい。すると、なんとかその範囲までものをおさめないといけないという本能が働き、自然と断捨離をできるようになるものである。


槍の間合いもまだまだだな。