2011.05.09   民間伝承

わがままなラジオとは話せない。

部屋のコンポが10年ぶりに
FMラジオの周波をひろったんだ。
これで話し相手ができた。
ラジオで話す練習でもしよう。
そんな暗い話はもうこりごり。
もっとポジティブね。
そんな思いを胸に
先日みやぎ蔵王へ遠征してきた。
蔵王といったら
やっぱり『お釜』。
奥羽山脈にどしんと構える
エメラルドの湖でしょう。

これですよね。
気候や温度によって
湖の色が変化することから
別名『五色湖』とも
呼ばれているそうで。
名前からしてもずいぶんと鮮やかで
ラジオと話す人にとっては
まさに超パワースポットであろう。
どれどれ
ここがお釜か。
ん。
お釜はどこだい。
私の心をエメラルド一色に
満たしておくれよ。

うおー
どこだー
えめらるどー

ん。
どこだ。
そうか。
これは軽井沢遠征のデジャブか。
かつて観光地には
こんな言葉があったんだった。
オフシーズン[offseason]
…季節はずれ。行事などの
あまり行われない時期。(広辞苑より)
すっかり忘れてた。
自然ってわがままだったんだ。
自然も女性もこどもでも
少しわがままなほうが魅力的。
そうですか。
私はわがままなラジオとは話せない。


槍の間合いもまだまだだな。