2016.01.17 民間伝承
東北の冬はとにかく寒い。ここ一週間は大寒をひかえていることもあり、なお寒い。部屋もめっぽう寒く、ストーブをつけても全く暖まらない。室内とはいえど上着はもちろん、マフラーとブーツまで装着しているくらいである。もちろん、ブーツはクリーニングにだしている。
今朝、小鳥のさえずりで目が覚めた。しばらく小鳥は鳴き続けているものだから、私はぼんやりとしながら鳥の鳴き声に聞き入ることにした。しばらく何も考えずに聞き入っていたわけであるが、どうもあまりによく聞こえるものだから、私は思わず窓を眺めた。
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ようするに、窓を眺めると窓が三分の一程度あいていることに気づく。真冬にもかかわらずだ。はたしてこの窓をいつ開けたのだろうか?とも疑ったのだが、すぐに思い出した。先日部屋の換気をしようとして窓を開けたまま、1週間ほど窓を開けっ放しにしていたのである。通りで部屋も寒いわけである。近所で廃品回収している音ももちろんよく聞こえている。
答えはもちろん寒い。まず当たり前であるがハロゲンヒーターはもちろん、石油ストーブをつけてもずっと冷え込んでいる状態である。いわれてみれば、昨日ちょこっとベランダに出たら、外の方がやや暖かかったのはこのせいである。また、そんな状況でも布団の中はほどよく温まるが、布団の外側がもっすご冷たくなる。たまに手を出して布団表面に触れると、冷凍庫にあるサンマの冷凍パックのように冷たいのである。なるほど、たしかに寝起き座禅も断念してしまうわけだ。これでは体調を崩すのも時間の問題である、早めの対処が不可欠だ。
冬の窓開け睡眠はとにかく寒くて散々ではあったが、悪いことがあれば必ずいいこところもあるわけである。今回一週間ほど窓を開けていて気づいたことは、まず24時間ずっと空気がおいしいことである。それもそのはず、ヒーターをつけようが線香を炊こうが、部屋には常に酸素が入ってくる。外気がとにかく寒くて仕方がないが、常に換気されている状態なので頭もフル回転しっぱなしなのである。
また、冬でも窓を開けたまま寝れば早朝に小鳥のさえずりで目が覚めやすくなるというメリットもある。もしも常時おいしい空気を吸って、小鳥のさえずりで目を覚ましたいのであれば、多少寒くても窓開けで睡眠はおすすめできる。
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