『金子眼鏡の井戸多美男作でサングラスにしたい!』もしもそう思えたならば、私は迷わず井戸多美男作専用のクリップオンを推奨したい。丸メガネ(ラウンドフレーム)の中でも特に推奨したいひとつに金子眼鏡の井戸多美男作T416・T461系があるが、このフレームをすでに持っている方であればかんたんにサングラスへと変身させてしまうことができるのだ。以下の動画は、井戸多美男作T416シルバーの佇まいである。
日本におけるめがねのほとんどの製造・出荷をしている福井県鯖江市のめがね職人・井戸多美男氏によるシリーズである。そもそも歴史を眺めてみると、丸めがねのフレームは大正時代や昭和の前半あたりに最も一般的な型として使われていたようで、昭和の後半から平成にかけては使用している人もほとんどいないようになった。
私が金子眼鏡の井戸多美男作T416を購入したのは2013年10月。丸めがねのフレームがデパートなどのめがね屋で多くみかけるようになったのは最近ではなかろうか。今でこそ店舗で丸めがねをみかけるようになったが、当時にしてはなかなか見つけることも難しいようであった。
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美しいそのフレームを気をとらわれてしまいそうであるが、実はこの井戸多美男作フレームをつかってサングラスに変化させることができる。それがクリップオンである。井戸多美男作T416・T461クリップオンについては9,000円(税別)なので、すでにフレームを持ってるならばひとつは入手しておきたい。以下は、クリップオンを入手するかんたんな手順である。(近所に金子眼鏡がない場合)
金子眼鏡の井戸多美男作T416にクリップオンをつけると、写しいなめらかなフレームに翻弄される反面、なんともハードボイルドな雰囲気にもなる。フレームに直接レンズだけサングラス使用に変更することも可能だが、色なしの通常レンズとしても使いたい方にはぜひ推奨したい製品だ。
井戸多美男作T416にクリップオンをつけて2年間程使用した感想を述べておきたい。まず、普段遣いとしては取り外しともに問題なく使用することができる。ひとつ気をつけたいのは、車を運転しているときである。クリップオンであるため、運転をしながらクリップをつけたり外したりするには少々テクニックが必要とされる。特に、ドライブ中にトンネルに突入したときは、急に視界が暗くなってトンネル走行が難しくなる。あわててクリップオンを外そうとしても慣れるまではなかなか取り外すことができないというデメリットがある。車でのトンネル走行時の取り外しだけ片手でできるように工夫できれば、井戸多美男にクリップオンはかなりのマストアイテムになるだろう。
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