2015.07.27   民間伝承 ,,,,

太陽系の各惑星の大きさと位置関係が正確な図説が極端に少ない件。

引き続き宇宙空間である。空間といえば話はだいぶそれてしまうが、近所の某大型ショッピングセンターなんかに入るとよく遭遇する空間がある。それはデッドスペースというべきか何かは定かではないが、部分的に照明が暗かったり、商品が思いっきり埃をかぶってバラバラの状態で置いてあったり、ともかく顧客どころか店員さえいないのではないかと思わせるほど人気のないような静けさを持つ空間である。しかもそれは大型のショッピングセンターになるほど遭遇する確率が高く、より際立ってみえるものだ。

アニメーション監督の押井守氏の言葉にもあったが、都心や市街地などといった人々がふだんあふれるように存在する場所に一切の人物がいなくなると、その場面は妙に恐ろしい雰囲気になると言っていたことを思い出した。そんなところで、その妙な雰囲気を吹き飛ばしてくれるのは大概、ハーフパンツを履いた白髪のおじさんくらいである。

さて、話はだいぶ脱線したので戻ると、太陽系における各惑星の大きさと位置関係について、本やネットに関してやや疑問がある。それはまた不思議なもので、不覚にもそれぞれの惑星の大きさと位置関係を正確に記載した地図及び図説が極端に少ないのである。太陽系の大きさを優先した図説であれば位置関係をぎゅっと凝縮しているし、逆に惑星の位置関係を正確に優先して再現しているものは、各惑星のサイズがあまりにもわかりにくい始末。これではネットから真実を見極めようとしてしまう少年は、太陽系における各惑星の大きさと位置関係をまんまと勘違いをして記憶してしまう恐れがある。

どうか宇宙空間においては、某大型ショッピングセンターのような妙に気味の悪い部分的な空間がないことを願いたい。


槍の間合いもまだまだだな。