2015.07.11   民間伝承 ,

フルーティアふくしまの感想。乗車してみたがこれはよい!口コミ・評判も含む

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フルーティアふくしま 感想
ふくしまのオリジナルスイーツが楽しめる、走るカフェ「フルーティアふくしま」磐越西線(会津若松駅ー郡山駅)を2015年7月11日付に乗ってきたのでその感想である。今回すでに過去3回にわたり、フルーティアふくしまに乗車をしている鉄道ジャーナリスト中嶋茂夫大先生にお供できるカタチとなったので、3回乗車された体験を参考にしつつ、鉄道についてはほとんど無知な私の客観的な立場からの感想をずらずらと述べたいと思う。なお、今回はフルーティアふくしま乗車の単体プランではなく、『走るカフェと裏磐梯・喜多方を満喫!新緑の裏磐梯と「フルーティアふくしま」の旅』という、びゅうJR東日本の団体旅行・添乗員同行のツアーに参加した上での感想となる。

裏磐梯といえば五色沼、やっぱりボードを漕ぐ

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そう、今回は郡山駅をスタートにして、喜多方経由で会津若松駅へ移動、そこから郡山駅までの磐越西線でフルーティアふくしまに乗車するツアーである。真夏日のような天候ということで、この後には桧原湖でも滞在もあるが、正直なところ五色沼でボードを漕ぐと、もう午前中はそれ以上求めるものもない。特に桧原湖では遊覧船に乗ることもできるが、五色沼でボードを漕いだ達成に満ち溢れ、遠くに見える遊覧船は私を置き去りにしてどんどん離れていく様子をみることができる。

こんにちは、フルーティアふくしま!

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さて、五色沼散策のあとに桧原湖散策と喜多方市内のラーメン散策の時間があり、特に喜多方ラーメンにいたってはラーメン屋三軒のはしごをした。今回はあべ食堂の支那そば・松食堂のチャーシュー麺・朝昼夜(あさひや)のひまわりラーメンをハシゴすることになる。個人的には松食堂のラーメンがピカイチだ。喜多方ラーメンなので醤油ベースのちぢれ麺というのが前提ではあるが、やはりかためでコシのある麺と醤油のあっさりの中にある鶏ガラのダシは強い。

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こちらの写真はフルーティアふくしま1号車のカフェカウンター車両の様子。鉄道ジャーナリスト・中嶋茂夫先生いわく「あらかじめ一番最初に乗車する準備をしておいて、乗車開始と同時にとりあえず2号車の座席全体を、そのあと1号車のカフェカウンターをまわることで、まだ誰も乗っていない状態を撮影できる!」ということであった。お言葉の通り、写真はまだお客さんが乗っていない初期状態のまま撮影することができている。おそるべし、鉄道ジャーナリストである。

とりあえずセルフのアイスコーヒーを、1時間しかないので

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午前中に五色沼・桧原湖を散策したせいか、帰路の休息のようになってしまいそうだが、ここからが一応本番である。フルーティアふくしまの乗車時間はおよそ1時間なので、乗車と同時に何をするかで充実度が大きく変わるようである。鉄道ジャーナリスト・中嶋茂夫先生いわく『発車後、特典のデザートが出てくるまでにはちょっとした時間があるから、その間にセルフサービスのアイスコーヒーを満喫しておくべし!』ということである。なるほど、大抵このようなレストラン列車は2時間くらい走るために時間もたくさん。フルーティアふくしまは会津若松駅ー郡山駅間が1時間くらいしかないので、はじまりが大事なのだということだ。

フルーティアふくしまの醍醐味、旬のスイーツ。

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フルーティアふくしまでは『フルーツ王国ふくしまから、もぎたてのスイーツ列車。』ということで、ふくしまの旬のフルーツをつかったデザートが用意されている。今回は、ホットコーヒー・福島桃の恵み・それから『福島県産 桃のタルト』と『福島県産 桃のショートケーキ』が用意されていた。説明にはなかったが、このショートケーキはおそらく裏磐梯をイメージしていただろう。手前のナッツの部分は火山を表現したのだ。なるほど、芸がこまかい。なお、デザート系がそんなに得意ではない方もご安心を。車内で用意されたデザートは一応、簡易ではあるが持ち帰りも可能である。私は持ち帰ることにした。
個人的にはふくしまの桃といえば、やっぱり菱沼農園さんの桃が一番おいしい。このような企画にはぜひ菱沼農園さんのフルーツとコラボレーションをしていただきたいところだ。

ありがとう、そしてさようなら磐梯山。

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電車に乗っているから銀河鉄道999のタイトルを意識したわけではない。写真は、フルーティアふくしまの車窓(ベンチ部分)から眺める磐梯山。フルーティアふくしまの乗車こそがメインのはずなのに、午前いっぱいまで五色沼に桧原湖・喜多方のラーメン散策をしたものだから、フルーティアふくしまそのものは帰りの列車のようになっている。まるで遠足の余韻を嗜むかのように、メインであったはずのフルーティアふくしまはいつしか帰路の休息の場になっていたと思う。

フルーティアふくしま 感想


槍の間合いもまだまだだな。