2014.08.30 民間伝承 並々,奉る,少々,引き寄せ,日本酒,縁起,美容,顔面,飲み方
おもしろい話であるが、ふだん日本酒をのんでいる人におすすめしたい。日本酒を並々に注いだ後、少々手のひらにとって顔に馴染ませてからいただくと縁起がよいらしいのだ。
言われてみれば、戦場にて戦死した仲間の血痕や砕骨を体内に馴染ませるように摺り込ませたり、アフリカ大陸や東南アジアの民族による仮面でもわかるように、顔面に何かを刷り込ませるという作法は、魂を擦り込ませようとする一種の動物的感覚のなのだ。そのような意味では、日本酒をいただく前に顔面に擦り込ませるという作法は、日本酒(米)に感謝し、食物を奉る一種の儀式として正しい作法のようである。
さっそく試してみようとしたが生憎、日本酒をきらしていたので実行できない。おすすめしておきながら自身が体験していないのは失礼な話でもあるが『興味がある』という意味でおすすめしておきたい話である。ウイスキーならあるが、ウイスキーはまたちょっとニュアンスも違う。取り急ぎ、今後は日本酒の儀式をおこなう予定だ。
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