2014.08.01 民間伝承 エリック・サティ,作画,制作,座らない,座る,後付け,心地よい,捉える,椅子,歪
2010年の秋ころにアニメーションを制作してときの作画をみて思ったのだが、自分はいつごろから椅子を『座る』ものとして捉えるようになったのかということ。音楽でいえば、いつから音楽を『聴く』ものだと思ってしまったのかということ。エリック・サティではないが『聴かない音楽』のようなものを自ら提唱して、そこから後付けでも独自の観点から物事を捉える方がよっぽどユニークだ。
この作画で描いた人物は、椅子に座る気などなかったと思う。きっと背もたれと呼ばれる部分に立ち上がろうとして、椅子のバランス的な問題で後ろに転げ落ちていくのだろう。転げ落ちるイラストがなくとも、次にどのような展開になるのかをこっそりとイメージさせていくのがイラストのおもしろいところのひとつだ。
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