2014.06.23 民間伝承 マナー,万が一,前後,単純,意味,意識,文法,文脈,最中,生死,能力,言葉,迷惑,違和感,雰囲気
言葉の遣い方というものはこれまたいろいろとあるわけで。文法的であったり、あるいは単純に違和感があってもある程度のことは雰囲気で伝わるものであります。そのような意味では、言葉を正しく遣うことよりも前後の文脈につながる意識で言葉は交わすべきだと思います。
もっとおもしろいのは、言葉というものを会話の最中として交じわせているときです。会話の中での言葉選びであれば、前後の文脈以外に空気感だとか雰囲気というものをうまく察さなければならないのでしょう。それが俗にいうコミュニケーションというものですから。
しかしながらコミュニケーションなんていうのは、単純に重要だとか必要な能力だとかいう次元の話ではなく、誰もが察さなければならないマナーとしての一部です。そこが欠けている時点で相手に迷惑をかけているわけですから、遣い方次第では本当に生死を分けることになりかねません。
言葉が伝わらないのは受け手の心理が関係するのでしょうが、言葉が伝わらない心理は、そもそも腐っているようなものです。気分や気持ちで言葉の受け皿が大きく変化するようであれば、一時的に溜まった泥水しか摂ることはできないでしょう。生涯をかけて言葉を学び続けること、前後を学び続けることです。
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