2015年も夏になり、太陽系の準惑星となってる冥王星に米の探査機が観測に成功したことや、NASAのケプラー宇宙望遠鏡が最も地球によく似た惑星といわれる『ケプラー452b』を発見したこともあって、今まさに宇宙がアツい。NASAのジョン・ジェンキンズ氏も「大気があることはほぼ確実」とコメントしているようだ。ケプラー452bにいたっては、NASAの研究者が「地球のいとこ」や「地球2.0」などと呼ぶくらいであるから、これは今年に入って初めての姪っ子ができた私にとっても随分と親身でユニークな話だ。
ちなみに、実際に地球に最も似た惑星であるケプラー452bは地球から1400光年離れている場所にあるということで、地球人が到達するには光の速度と同じ乗り物(約29万km/秒)で1400年の月日がかかる。実際に足を運ぶことはなかなか難題であるが、私たちと似たような生命が育まれていると思うだけでもロマンが広がる。
ともあれNASAが観測した宇宙の映像や写真などのビュジュアルは閲覧しているだけで胸騒ぎがする。なんせ自分が生存している故郷の外観であるわけで、日常生活において見れていないのが忸怩たる思いだ。
とはいっても宇宙は視覚的に眺めることは美しく心踊るものでありながら、それを追求しすぎるとどうしても物理学の分野に入り込んでしまい、ビジュアル的な楽しみ方とは一味変わってくる傾向がある。宇宙を追求するにも参考書や調べ方にはややコツが必要なようである。
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