2017.08.05   民間伝承 ,,,

歯医者に行くタイミングは?思いついたときの歯医者選びのコツ。

そう、歯医者に行くタイミングというのは正直なところよくわからないものである。虫歯になって歯が痛み出したら『いよいよかな』なんて思って歯医者探しにも身をのり出せるだろう。しかしこのページをみているということは、まだそんなに虫歯が悪化してかどうかもわからないけれど、機会があれば歯医者に行っておくといいんじゃないかといったような状況ではなかろうか。ここで頭に入れておきたいのは、ここ数年歯医者に行ってなければ歯が傷まなくても治療するべきところが必ずあるということである。

結論、歯医者に行くタイミングは思いついたときである。

そう、歯医者に行くのに早すぎることなんてないというのがオチである。というのも、歯医者といえば子どものときであれば例えば親や学校の思惑で歯医者に行くタイミングを指示されるものである。そうすると、受動的に歯医者へ行かされ、よかれ悪かれ虫歯の疑いがある箇所を治療していくものである。しかしそのいっときの作業も終わってしまえば、また歯医者に行かない日々は始まる。特に成人までに歯医者に行く時期というのは、平均であれば2,3回程度である。学校を卒業して社会人にもなれば、虫歯になってよっぽど痛むか、あるいは同僚や上司などと歯の話で盛り上がるかしか歯医者に行くタイミングはつかめないものなのかもしれない。

歯が傷まなくても、予防に行くべき。

では、思いついたときに歯医者に行って何をすべきか。それはずばり、歯のクリーニングである。歯のクリーニングと行ってもただ白い歯にするわけではない。重要なのは、自分の歯のレントゲンをとったり歯石や歯肉の状態をしっかりチェックしてもらったりすることで、自分の歯が将来的に少しでも不便になることを予防する作業をするのである。つまり、虫歯のために治療をするのではない、歯周病の予防をすることが重要なのである。

虫歯よりも、歯周病の予防を。

冒頭でもあげた通り、歯医者に行くタイミングは思いついたときである。先にその理由を素人の目線で述べておくと、歯が痛むときに気づく虫歯よりも、自覚症状のわかりづらい歯周病の予防の方が歯医者に行くタイミングをつかめないからである。自分で症状の悪化に気づかない、そもそも歯医者に行く習慣がないのにタイミングなんてないものである。このページでここまで読めただけでもきっとラッキーである、今すぐ自分の歯をしっかりみてもらうべきである。いかに自分の歯の状態が万全ではないということがよくわかるはずだ。

歯医者選びは?気をつけたいこと。

最後に、いざ歯医者に行こうとなったときに気をつけておきたい歯医者選びの極意がある。それは歯医者に限ったことではないが『近所にあるから』という理由だけで選ばないことである。というのも歯の治療というのも技術的に日々進歩しており、歯の治療の考え方もよりよくなるために進化し続けているのである。しかしながら、最新の技術や考え方を取り入れていない歯医者も現実は多く、言われるがままに治療を承諾してしまう場合は少なくない。

私のその一人である。もともと歯が痛むわけではなかったが、歯の定期検査をしたくて近所にある昔ながらのあるおじいちゃん先生のいる歯医者に行ったのが始まりだ。どこも痛むわけもないのに『奥の歯が虫歯だね、治療します。』と歯を削られ、銀歯の詰め物をされたのである。ちょっと不審に思い、別な新しい歯医者にいったところ、レントゲンなどでチェックをしたところ『虫歯なんてひとつもないね、削るのはやめましょう』と、削ってしまったところを白い詰め物でちゃちゃっと終わらせ、歯石取りや歯肉のケアを念入りに治療する方向へと導いてもらえた。


槍の間合いもまだまだだな。