2016.02.08   民間伝承

ダリとアリの小皿を眺めるー諸橋近代美術館で購入した『アリの小皿』

道路脇に溶けかけの雪がのこっている早朝、一匹の鳩が向かいの電線から私を呼び起こすかのような声で鳴いていた。ベランダの窓を開けた途端、その窓を開けた音に驚いたのだろうか、宇宙にでもとんでいってしまうかのような勢いで羽ばたいていったのだ。

ダリの『アリ小皿』を眺める。

そんな鳩とのユニークな朝を迎えて部屋に戻ると、目に入ってきたものは諸橋近代美術館のサルバドール・ダリコレクションで購入した『アリの小皿』であった。目に入ってきた理由などないが、数年前に購入して机に置きっぱなしにしていたアリの小皿に描写されているアリの絵が妙にリアルなのである。今の一瞬、その描写されたアリが動いたのではないかと思わせるほどリアルなわけである。アリさえも元気にみえる晴れ晴れとした如月、アリの小皿には姪っ子にあげた積み木の余りの木材をそっと置いてあげることにした。

なぜダリは『アリ』なのか?

正直なところ、なぜサルバドール・ダリコレクションでアリの小皿を購入したのかさえもわからない。そもそも、ダリとアリがどのような関係があるのかさえわからない。それでも覚えているのは、ダリのグッズにはとにかくアリがいっぱいいることである。googleででも検索すればすぐに答えも出てくるだろうが、ともかくダリの作品の中にアリなどの昆虫がでてきている。それがモチーフとなってグッズに反映させただけのことだろうと思い、それ以上の深追いをすることはやめにした。あしからず。

もっと視覚的にダリを楽しむこと。

ダリとアリの関係性を深追いすることよりも、重要なのはダリをもっと視覚的に楽しむことである。近年、福島では諸橋近代美術館が開館し、サルバドール・ダリコレクションが常設されている。論理的に作品を楽しむのもいいのだが、そのような施設があることをもっと快く受け入れ、まずはもっと定期的に足を運んでおきたいという気持ちが芽生えている。諸橋近代美術館への偵察の準備として、まずはチョロチョロとした髭を伸ばしておこうと考えている。


槍の間合いもまだまだだな。


枯れ木も山の賑わい。


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