2013.01.18   視覚表現, 民間伝承

福島、睦月に揺れる鎖と色彩

福島、睦月に揺れる鎖と色彩。

光と影、睦月にだけ表現される白と黒。

福島の公園には、北の入口から東の入口へと渡る

大人の残した足跡がごっそりと残っている。

草木を揺らす冷たい風と烏の鳴き声は

放課後の子どもの声を一層、濁し潰していく。

二面を揺らす鎖紐の被写体は

帰る場所も知らない放浪の酸素である。

視覚表現も微々たる色彩の偽りを覚える。

相次ぐ四輪による聴覚への刺激に

脚を清め、身を収める覚悟で足跡を鳴らす。

爪立たずとも

我がのその臆病な程の猫足に

停まる駅は北から更に北へと移される。


槍の間合いもまだまだだな。