2017.01.18   視覚表現 ,

後藤照明どうだい?大正や昭和のレトロな照明はやっぱり後藤照明。

お、大正や昭和など古き良き照明とはどのようなものだったのだろうか。ふとそんなことを思いググってみると、どうやら後藤照明から販売されている照明のほとんどが、昭和や大正の時代を象徴させるイメージのペンダントライトが多いものである。他にもどのような照明があるのかいろいろ検索をかけてみるわけであるが、結論は後藤照明が強しである。

本来であればここで後藤照明の商品のイメージ写真などを添付するわけであるが、私はそのようなことは控えている。なぜなら、画像を用意してリサイズしてここに添付するまでに4,5行分の文章を作成しているほうがなんとも心地よいからである。画像加工をするために記事を書いているのではない、文章をつくるために記事を書いているだけなのである。

コードの長さと自在ありなしの粋。

後藤照明もペンダントライトとなると、コードの長さと自在のありなしを調整する必要がでてくる。ここはあえて何も調整しないという手段もあるが、私は自在ありがあまり好きではない。その部屋にあったコードの長さを1本だけで演出することが粋だと思っているわけである。初期設定は全体が93cmだったろうか。ちゃぶ台であればなかなかよい長さであろうが、私が設定したいのは洋間である。この93cmをどこまで切り詰めて演出するかが後藤照明への敬意ではなかろうか。

インテリアの結論は、照明である。

そう、私が最も言いたいのは『インテリアの結論は照明』であることである。家具やレイアウトなど、とにかくインテリアはモノでことを言わせるようなものも多い。だが、どんなに美しく感じるレイアウトであっても、照明をひとつ間違えればその美しい雰囲気も台無しになるものである。逆にどんなにインテリアがうまく行かなくても、照明に気をつかえば案外うまくいくことも多々あるわけである。

そのような意味では照明が背負う責任というのは計り知れないわけである。そして私は今季、後藤照明に大きな期待と敬意を払うことになる。


槍の間合いもまだまだだな。