さてさて、DVDについてとブルーレイについて今回は個人的な視点から比較をしてみたいと思います。個人的にはDVDの方が安価で動作環境も幅広い上に、自分自身ちょっと昔の映像を楽しむ方が多いのでDVDが気に入ってます。
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ブルーレイとDVDの比較において、一番重要な部分は間違いなく画質の違いでしょうか。ブルーレイはフルハイビジョンサイズ(1920×1080)の比率が16:9なのに対して、DVDサイズ(720×480)は比率が4:3です。つまり、フルハイビジョンサイズであるブルーレイは、タテ・ヨコともにDVDと比べて2倍以上の解像度があることが分かります。そしたらブルーレイの方がが異質がいいのは当然ですね。
これは作品の内容によって異なりますが、一般的にはブルーレイディスクの方が高価であるとされております。より高解像度、高音質で映像を楽しめるのだから当然といったところでしょうか。
私はここにひとつの落とし穴があると思っております。確かに映像を高解像度、高画質で映像で楽しむことは素晴らしいことですが、例えば何十年も前に制作された実写映画やアニメーションなどに関しては、必ずしもブルーレイディスクの方が優れているとは限らないのです。
というのも、たとえばモノクロの映画で、フィルムのザラつきなどや、少しにごった音声に時代の雰囲気を感じる映画とういうものがたくさんあります。私の場合は、更にさかのぼってVHS(ビデオ)で鑑賞した方がよかったなと思う作品がたくさんあります。ちょっとザラザラした感じといいますか、ブルーレイにあるようなツルツル感やなめらかさを必要としない作品なんていうのもたくさんありますよね。音でいえばCDとレコードの音源を想像してみると分かりやすいのではないでしょうか。レコードの音源を好む人がいるのと同じことです。
DVDとブルーレイの比較について、それぞれパッケージもイメージを語る上では欠かせないことですよね。DVDといえば、あの黒もしくは白色の縦長のトールケースがやっぱり定番です。一方のブルーレイに関しては、ちょっと透き通ったような青色で、DVDパッケージよりもちょいとばかり縦が短いパッケージ。個人的な意見ですが、本棚に並べたときにちょうど横に揃わないのが気に入りません。あとから誕生したブルーレイパッケージには、ちゃんと合わせてもらいたかったです。
冒頭でもお話しましたが、やはり私はDVD派です。もちろん、制作する場合はフルハイビジョンサイズですがね。要は、作品によって使い分けることが重要ですよね。大自然の風景やライブ映像であれば高解像度で高音質なブルーレイの方がおすすめですし、昔の雰囲気をそのまま感じたい場合や、解像度にこだわりがなければDVDがおすすめです。媒体の保存寿命期間の問題などもありますが、そこはあまり気にすることはないでしょう。
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