2015.07.25 視覚表現 サイズ,合否,範囲,許容,郵便
祖母いわく、暦に赤丸がついていない日の『〜の日』というのは、すべて『業者の日』だなんていう立派な別名がついているようである。これまた丑の日だなんぞといって、うなぎを二回も食べればこれはもう完全に業者の思惑にハマった庶民だなと気落ちするが、おいしいものはおいしい。
それよりも残念なことはたくさんある。例えば、近所の郵便局でオリジナルの料金後納郵便のデザインが許容範囲内か否かを確認したところ、それは本局のみぞ知ることであって、我々ではわからないと拒絶されたときである。ネットで調べるだけでもある程度の料金後納郵便の規定は記載されているわけで、せめてその情報だけでも復習のつもりで教えていただきたいところであった。それを断固たる思いで「全くわからない」と言われてしまえば、それはもう日本語がわからないのに文学部を卒業してしまうのと同じようなものだ、無念。
挙げ句の果てには本局の電話番号を懇切にも手書きで、さらには無表情・無愛想という豪華な特典つきでいただいたものだから、これは申し訳ないがお気に入りのシュレッター便に直行である。取り急ぎ運気がさがるだけの三分間。おとなしくgoogle先生と課外授業である。
ある定められた情報であれば人よりもネットの方が適しているわけで、もちろん調べることも容易である。それでも人に頼ろうとするのは、生きた感情から直接情報を受け取るためであり、そこから確認の意を込めたいからである。無知であることは恥ずかしいことではなかろうが、ロボットの真似をするくらいなら、最初からロボットに頼んでる。
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