2015.01.10 Web Adobe,MacBook,Retina,大概,製品
MacBookの起動時による不備により、先月新たなモデルに移行させたわけであるが、正直Adobe製品を使用している側にとってはハードやデータの移行なんかよりも、このAdobe製品のアカウントの移行の方が相当めんどうなものなのだ。
大概、パソコン内のデータはクラウドやハードディスクに入れておくものなのでほとんど問題ないのだが、Adobe製品の再インストールに関しては何かと不便なのである。特に最近のMacBookに関してはドライブの内蔵していないものが主流なので、例えばAdobe製品のバージョンが2,3年前のものであると、外付けドライブを購入しないで再インストールをするには公式サイトからソフトをダウンロードする必要がある。更にはクラウド化以前のAdobeに関しては公式サイトに入る機会も少ないため、下手すると自分のアカウントやシリアルナンバーを完全に紛失している恐れもあるのだ。恐る恐る見慣れない製品のダウンロード・インストールをおこない、シリアルナンバーを打ち込むこのやりとりこそがややこしいのである。
そのような中で、今回はRetinaディスプレイモデルのMacBookにクラウド化以前のAdobe製品を諸々再インストールすることになると、各ソフトの起動後にある違和感に気付く。それは、Adobe製品がRetinaディスプレイに対応いていないため、ソフトのUIが非常に悪く、メニューやアイコンの画質が粗いのである。メニューだけならまだしも、IllustratorやPhotoshopに関しては作業中のボードも画質が粗くみえてしまうので、これは制作にも大きく影響してまうだろう。このようにして、Adobeはクラウド化への催促をじわじわと攻め込んでいるようである。
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