2014.12.28 Web Apple,Mac,PRAMクリア,キーボード,セーフブート,リカバリー,粋,電話サポート,頭文字
前回の記事MacBook pro17inchが起動しなくなった日にやってみたことで、MacBookが起動しなくなったことを報告したわけであるが、その後の具体的な対処法をアップするのをすっかり忘れてしまっていたので、念のため報告したいと思う。余談ではあるが、この「念のため」だとか「とりあえず」というような、あまり後先を考えていないながらも、そのときなりの精一杯の最良判断的に使う言葉は嫌いじゃない。
このページで書いていること
いきなりのようにも思えるが、一応自分でも何度か再起動をかけてみたり、意味もわからずセーフブートをかけてみたりはしている。しかしながら、せっかくAppleCare Protection Plan加入しているのだから、Appleスタッフの意見もぜひとも参考にしたいというのがもっとものねらいである。以下、Appleの電話サポートで教わった内容である。
まず私が最初に指示を受けたのは「PRAMクリア」である。PRAMクリアとは、なんでもMacに内蔵されている設定記憶用RAMをすべてクリアすることだそうだ。Macの場合、電源をオフにした場合でもユーザー設定の情報やその他の様々な情報を保持しているため、この設定記憶用RAMをすべてクリアすることで不具合を対処することができる場合があるようです。2回目の「ジャーン」という起動音が鳴ったらキーを放すようであるが、説明を聞く前に勝手に実行してみたところ、Appleのお兄さんに「ちょっと待ってください」と注意されたのは申し訳ない気持ちであった。ちなみに今回はPRAMクリアでは解消できなかったため、次のステップへとすすむことになる。
(この対処法の前にもしかしたら「SMCリセット」の手順があったかもしれないが、すっかり忘れてしまったのでカットする。)PRAMクリアで起動しない場合は、かつて私が何気なく挑戦していたセーフモード(セーフブート)である。Macのセーフモードでは、起動ボリュームのディレクトリチェックを強制的におこなうので、システムのクリーニングにはもってこいの起動法である。今回は、セーフブートでも起動はしなかった。
リカバリーモードで起動した場合、おなじみのディスクユーティリティーツールなどを使う事ができますので、ここでディスクのチェックや修復、アクセス権の修正などをおこなうことができるようです。しかしながら、私の場合はリカバリーHDでは起動しなかったので、Appleのネットワークに接続して修復?に挑戦である。ここまでくるともはやよくわからないが、起動画面でみたこともない地球のマークがでてくるという、今までMacを7年以上使用してはじめてのことだらけで、それだけでもちょっと興奮はした。Appleのお兄さんによると、「このあとにディスクイーティリティーの設定画面にいけるよ」と言って電話サポートは終了してしまったのだが、しばらく待っているとまさかの電源がおちてしまい、次にすすめなくなってしまった。
長くなってきたので、その後どうしたかはまた次回にしたい。ちなみに今回最も感銘を受けたのは、Appleのお兄さんがキーボードの指示をする際の例えが妙におしゃれであったことである。というのも、例えばキーボードの「R」を説明するときには「ローマのR」と、Pを説明するときには「パリのP」といった具合である。単純に世界のどこかの地名といえばそれまでであるが、日本でおとなしく民芸に親しんでいる私にとってはなんとも新鮮な気持ちであった。
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