2015.08.27   Web

WHOIS情報のメールアドレス変更後は有効性認証を忘れないようにしたい。

今から2週間程前に、契約していたドメインが一斉に使えなくなった原因についてサーバーがみつかりませんーWHOIS情報ステータスコード”clientHold”と記事を更新したが、原因はメールアドレスの変更によって、ドメイン登録時のアドレスが使用できないものになっていたことが原因であったと解決した。登録時のアドレスが使えないものになるだけで、サイトそのものが表示されなくなることには正直度肝をつかれたが、今回またしても同じドメインにおいて同じようなにブラウザ上に『サーバーがみつかりません』といった症状になったのでその備忘録である。

数週間前にWHOIS情報を変更した場合、認証が必要

今回の原因は、数週間前にWHOIS情報のメールアドレスを変更をしてサイトが表示されるようになったあと、ドメイン会社から送られてくるメールアドレスの有効性を認証しなかったのが原因である。以下は、変更後一週間ぐらいで送られてくるメールの内容の一部である。

■メールアドレスの有効性認証■
本メールは、先日お送りしているドメイン登録者(Registrant)情報のメールアドレス有効性認証をご対応いただけていない方に送信しております。対応期日までに認証が行われない場合、ドメインの利用が制限されますので…

上記内容のメールが届くわけであるが、これらの対応を行わなかった場合、さらに一週間後に以下の内容のメールが送られてくる。

■ドメイン利用制限 設定完了■
本メールは、先日お送りしているドメイン登録者(Registrant)情報のメールアドレス有効性認証をご対応いただけていない方に送信しております。対応期日までにドメイン登録者(Registrant)情報のメールアドレス有効性認証をご対応いただけませんでしたので…

このメールがきた数時間後に、対象となるドメインはすべてブラウザ上では『サーバーが見つかりません』状態になる。メールの受信数が多くなればなるほど、このような重要なメールを見逃してしまう恐れがあるので気をつけなければならない。今回はサイトがブラウザ上で表示されなくなった時点で認証をおこなった。

■ドメイン利用制限解除 完了■
ドメイン登録者(Registrant)情報のメールアドレス有効性認証をご対応いただけなかったため、該当ドメインに対して利用を制限させていただいておりましたが、有効性の確認がとれましたので制限を解除いたしました。…

認証をおこなうと、今回は数十分後に上記の内容のメールが送られてきて、表示されなくなっていたサイトは再び表示がされるようになっていた。なお、最大で72時間かかる場合があるため、ショッピングサイトや特に重要なサイトにおいてはかなり気をつけなければならない。


槍の間合いもまだまだだな。