2015.07.18   視覚表現 ,,,,,,

陽は昇らなければ沈みもしない、ドビュッシーの月光も比喩のようなものだ。

陽は昇り、陽が沈む。そのような表現をすることで、あたかも太陽が自ら宙に浮いているような感覚になり、続いて山奥に沈んでいくような感覚にさえなる。これではせっかく科学で解明されたものを全く無視した空間ができあがってしまう。太陽は実際には昇ることなんてなく、沈むこともまたない。生命である以上、全体が螺旋状で常に動き続けているわけであるが、基本的には不動のものとして捉えておくべき対象なのだ。

いくら教科書か何かで月の明かりが太陽の光が反射したものだと習っても、ドビュッシーが月の光という名曲を生み出し、メタルギアソリッドでも月光という無人兵器を登場させることで、もはや月そのものが光を放っているとしか考えられなくなるほど先入観は脳裏まで焼きついてしまっている。

陽は昇り、そして陽が沈むという二次元の捉え方から、地球が自転しているという三次元の見え方をもう一度改めて体感すべきときはやってきている。月を反射させよ、今宵の日陰は月光をほどよい距離に導いている。


槍の間合いもまだまだだな。


枯れ木も山の賑わい。


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