2017.08.20   Web

ホームページは不要?本当はホームページは必要ないのではないか。

2017年も半年を過ぎたが、あいかわらずスマホに触れている人は多い。それでは、いったいスマホを使って何をしているのかというと、大半はウェブで知らないことを検索したり、他人とのメッセージのやりとりをすることが多い。

一方で、企業や施設側の人々はみなホームページをつくりたいと思っている。ホームページを使って自分たちの紹介やコンセプト、日々の行いなどをある特定の人々に伝えたいという意思があるのだろう。そうして業者に依頼をして、何十万・何百万円という費用をかけてホームページを制作するのであろうが、私はここでひとつ思うことがある。『そもそも、ホームページって必要があるのだろうか?』ということである。

ホームページがなくてもSNSがあれば十分。

たしかに自分たちのコンセプトや伝えたいことを表現できるツールは必要である。自分たちの行いをしっかり表現することができれば、閲覧をしているユーザーにとっては信頼につながり、安心感を得ることはできる。しかし、よく考えていただきたい。現代では、TwitterやFacebook、instagramにLINE@など、簡単に自分のアカウントをつくって、自分たちの行いを表現をすることができる。しかも、ファンに対する囲い込みややりとりもホームページよりもはるかにスムーズに行うことができるので、SEOなどの細かな技術も取り入れることなくコミニュティを形成できるのではないかというのが現代である。

ホームページをつくるデメリットは?

ここでまずはホームページをつくるデメリットを先に述べておきたい。まず第一に、本格的につくろうと思えば膨大な費用と時間を費やさなければならない。さらには、ホームページをつくろうとするとサイトに表示させるために、ある程度の自分たち写真や文章を用意しなければならない。こんなものは業者にまるごと頼んでしまえばいいと思っている人もいるかもしれないが、はっきりいってホームページにとって最も必要なことはこのコンテンツの部分である。この写真や文章などといったコンテンツの部分を業者にすべて丸投げにしてしまえば、ユーザーからどのような受け取り方をされるかは自ずとわかるのではないだろうか。

さらに、ホームページで重要になるのはそのコンテンツの部分をいかに量産できるかがポイントである。あなたはホームページをつくったあとにブログを1日1記事、しかもターゲットやキーワードをしっかりと絞り込んで作成することができるだだろうか。いや、それは私も数々のクライアントを経験してきたが、答えはNoである。ホームページを依頼するほどの方というのは、自分たちでブログを書けないからホームページを作成してなんとかしたいという事実がある。それをホームページの土台だけ作成して、あとはどれだけコンテンツを量産できるかとマインドコントロールをしたところで、やはり時間も作業も追いつかないというのがオチでである。だからもう、一生懸命ブログを書くことはおすすめできない。そんなことをやっているのであれば、ひとつでもふたつでもTwitterやFacebook、instagramにLINE@などの投稿を積み重ねていく方が大事である。

ホームページをつくるデメリットまとめ

  • ホームページを業者に頼むと膨大な費用と時間がかかる。
  • ちゃんと作ろうとすればするほど、コンテンツの準備が大変である。
  • せっかくサイトをつくっても検索でうまく表示されない。
  • つまり、ただつくっても集客力も影響力もないので意味がない。

さらにこれはちょっと込み入った話になるが、大体の場合はホームページを短時間でつくったサイトはSEOを考えても上位表示は難しい。SEOがうまくいっていないということは、集客力が乏しいということになるので、サイトそのもののアクセスもなければ、サイトそのものの影響力もドメインパワーもないので存在する意味さえ疑われるわけである。

今からやるなら、まずはLINE@がおすすめ。

そう、実際にホームページが不要で必要ないと判断したとして、それでは何をしたらよいのだろうか。答えは簡単でシンプルである。それはlINE@を始めることである。もちろん、TwitterやFacebook、instagramもアカウントをつくって定期的に更新をする必要はあるが、何よりもLINE@で友だちをしっかりと確保して、そのファンや既存客と1:1トークなどを通してしっかりこMニュケーションをとっていくことが何よりも重要である。なぜLINE@である必要があるのか。それはTwitterやFacebook、instagramあまりにも一方的な情報ばかりを発信することになってしまい、コミュニケーションをとることが難しいからである。さらに、TwitterやFacebook、instagramは専門的である特定の分野に関してのみ展開されているのも確かで、一般のユーザーにとってはなんとも離れがたい情報ツールになっているのもまた確かである。しかしながら、LINE@に関しては例えば親子の何気ないメッセージのやりとりや友だちとのたわいのないやりとりにLINEが使われているため、非常にアプリそのものに対して親近感がわきやすい。そんなlINEの延長上にあるlINE@を使えば、ホームページをひとつ作成するよりもはるかにファンと関わりをつなげるきっかけができるのは当然のことである。


槍の間合いもまだまだだな。